清和源氏足利氏系斯波氏（最上氏､大崎氏､天童氏）、渋川氏、石塔氏、一色氏（土屋氏、金丸氏）、上野氏

石橋氏

広沢義利 上野国広沢を領す

吉田義博 三河吉田を領す

�@石橋和義 ?-1381後 室町幕府引付頭人・評定衆筆頭

�A棟義 ?-1379後 奥州総大将･陸奥守

�B満広/満博

祐義/治義

陸奥塩松(四本松)氏

高水寺斯波氏(志和御所斯波氏)

大板貞数

斯波家長 1321-1337 奥州総大将 相模杉本城で討死

詮経？ 子孫は高水寺斯波氏

詮将 大叔父氏経の 子義高と同一人物?

詮教

詮勝

詮重

詮好

詮房

詮元

詮森

詮国

斯波家長に始まる「志和御所(高水寺)斯波氏」と大崎教兼の子詮高に始まる「高水寺斯波氏」の関係は不詳

斯波氏経 1325頃?-1367後 九州探題 南朝に敗れ出家隠棲

義高/詮将

斯波氏頼 佐々木道誉娘婿 父に疎まれ出家

斯波宗家(武衛家/足利尾張家)

�@家氏 1233頃?-1269後

�A宗家 1260頃?-1305後

�B宗氏 ?-1323前

�C高経 1305-1367 貞治の変で失脚

�D斯波義将 1350-1410 管領に4度就任 越前･若狭守護

�E義重/義教 1371-1418 越前･尾張･遠江守護

�F義淳 1397-1433

義豊 1415-1432

義康 ?-1588頃

「斯波」は初代・家氏が陸奥国斯波郡（紫波郡）を領したことに因む。家氏は足利尊氏の曽祖父･頼氏の長兄で､得宗家の娘を母に持つ頼氏が生まれるまでは嫡子とされていた。そのため、足利一門の中で「三管」と並び称された細川・畠山氏よりも家格が高く､室町幕府が発足してからも4代高経までは将軍と同じ「足利」姓を名乗っていた。「斯波」を名乗るようになるのは5代義将からとされる。

※宗家�J代は渋川義廉

�G義郷 1410-1436 陸橋から落馬死

�H義健 1435-1452 18歳で死去･嫡流断絶

�I義敏 1435-1508 応仁の乱で東軍

�K義良/義寛 1457-1513 1483越前→尾張に本拠移転

�L義達/義敦 1486-1569 1515今川と戦い大敗･失脚

�M義元/義統 1513-1554 守護代織田信友の謀反で自害

�N義銀/津川義近 1540-1600 最後の斯波宗家当主

津川近利 1582-1642

持有 1413-1440

義雄

義虎 1511-1554 守護代織田信友の謀反で自害

津川辰珍 ?-1632後?

義敏 1435-1508 宗家養子

毛利秀頼 1545頃?-1593 織田信長配下・飯田城主

秀秋 ?-1615 関ヶ原で改易 大阪の陣で討死

大野斯波家(越前大野)

�@大野義種 1352-1408

�A満種 1376-1427

�B持種 1413-1475

�C義孝 1454-?

�D義縁

津川義冬 1545-1584 織田信雄家老・秀吉謀略で誅殺

満理 1384-1424

�E義信/義延

�H高兼 1500頃?-1530

�J義宣 1526-1550 伊達稙宗次男 義直派が暗殺?

奥州斯波

大崎氏

斯波家兼 1308-1356 1354奥州管領

�@大崎直持 1327-1383

�A詮持/義兼 ?-1400 結城満朝に攻められ自害

�B満詮

�C満持

�D持詮/持兼? 1386?-1423後

�E持兼?/教兼 1410頃?-1492後

�F政兼 1450頃?-?

�G義兼 1470頃?-1529

�I義直 1514-1577

�K義隆 1548-1603 小田原遅参で大崎宗家改易

室町幕府の陸奥国統括機関「奥州管領」は､当初畠山国氏･吉良貞家が任じられたが観応の擾乱で両者が争い､1351年に畠山国氏が敗死し53年には吉良貞家も病死する｡ そこで幕府は斯波家兼を新しい奥州管領として送り込むが､これに対し､「奥州総大将」に任じられていた石堂義房の子義憲､畠山国氏の遺児国詮､吉良貞家の遺児満家も奥州管領を称し､｢四管領｣が並び立つ異常事態となる。 最終的に勝者となったのが斯波家兼で、以後その嫡流である大崎氏が奥州管領から転じた｢奥州探題｣を世襲する。

※系図に持兼という人物があるが、持詮もしくは教兼と同一人物と考えられる

黒川義康(晴氏養子)

高水寺斯波氏

詮高 1476-1549

経詮

詮真

詮基/詮直 1548-1597 南部氏の侵攻で滅亡

雫石詮貞

詮貴

義康 1575-1603 父と対立し廃嫡・謀殺

頼宗 1420頃?-1441 1424-30まで当主であったとも

猪去詮義

義方

久道

駒姫 1581-1595 豊臣秀次側室 秀吉が処刑

最上氏

�@最上兼頼 1329-1379 新田義貞を討ち取る

�A直家 1350頃?-1410

�B満直 1370頃?-1413?24?

�C満家 1400頃?-1443?

�D政家/義春 1420頃?-1474

�E義秋 1440頃?-1480

�F満氏 1446?-1494

�G義淳 1470頃?-1504

�H義定 1492?-1520

�I義守 1521-1590

�J義光 1546-1614 出羽山形57万石

�K家親 1582-1617

�L義俊 1605-1632 最上騒動で改易

幕府旗本最上氏

天童頼直 大叔父義宗の養子

義秋 1440頃?-1480 （義春の子とも弟とも）

義姫 1548-1623 伊達輝宗正室、政宗母

清水義親 1582-1614 家親により誅殺

義継 1615-1699 父と共に誅殺

中野義時 1550-1574 実在は疑問視される

山野辺義忠 1588-1665 最上氏改易後水戸藩家老

義堅 1615-1669

水戸藩家老山野辺氏

楯岡光直 1565-1622後

上山義直 1594-1622

大山光隆 ?-1623

中野氏

中野満基

満氏 1446?-1494 最上宗家養子

義淳 1470頃?-1504

中野義建

義清

義政

満兼

義守 1521-1590 最上宗家養子

楯岡氏

赤尾津→本荘氏

楯岡満国

頼家

家泰

満永

芳国

義輔

義郡

満茂(豊前守) 1547-1639 楯岡→赤尾津→本荘と移る

最上氏改易により本荘4万石没収後本多氏家臣

楯岡氏(異説)

楯岡満国(伊予守)

満正(河内守)

満次(和泉守)

満春(豊後守)

満康(長門守)

満英(因幡守)

�A氏基

黒川氏

�@黒川氏直 兼頼、直家、満直の子説あり

�B顕氏

�C氏房

�D氏矩

�E景氏 1484-1552 伊達氏庶流 飯坂清宗の子

�F稙国

�G稙家

�H晴氏 1523-1599 月舟斎

義康�I

季氏

�B頼勝

�F頼繁

�I頼長/頼国

天童氏

�@天童義宗 (里見義景の養子)

�A頼直

�C頼泰

�D頼基

�E頼氏

�G頼尚

�H頼道/頼堯

�J頼貞 ?-1579

�K頼久/頼澄 1568?-1592後

�L重頼 留守政景次男

�M頼長→伊達宗重(安芸) 伊達(亘理)定宗次男

伊達家臣として存続

東根氏

幸子 1332-1392 足利義詮正室

東根頼高

頼任

頼厚

頼舜

頼宗

頼息

東根頼景 ?-1581 東根頼息養子 最上義光が謀殺

渋川氏

御一家渋川氏

�@渋川兼氏/義顕 1235頃?-1256後

�A義春 ?-1272後

�B貞頼

�C義季 1314-1335 中先代の乱に敗れ自刃

�D直頼 1335-1356

�E義行 1348-1375

�F満頼 1372-1446

�G義俊 1400-1434

義鏡 ?-1462後 （義俊の弟とも）

義廉 1445?-1478後 斯波宗家�J 応仁の乱で西軍

義俊

本光院 足利直義室

氏重

頼宗

義尭

義基 ?-1567 三船山合戦で討死

足利宗家

板倉氏

足利泰氏 1216-1270

頼氏 1240-1262?

家時 1260-1284

貞氏 1273-1331

尊氏 1305-1358

足利将軍家系図

板倉頼重 三河額田郡に移住し深溝松平氏に仕える

好重 ?-1561 善明堤の戦いで討死

勝重 1545-1624 京都所司代

重宗 1586-1657 下総関宿藩 5万石

関宿-伊勢亀山-鳥羽-備中松山藩 5万石

相義 泰氏の弟とも 宰相坊阿闍梨 薬師寺別当

石塔頼茂 祖父泰氏養子(実子とも)

範家

義長

義佐

義尭

政実 1449-1475

�L稙直/義長 ?-1534 大内氏と争って敗死

定重 ?-1581 高天神城攻めで討死

上野安中-陸奥泉-遠江相良-安中藩 3万石

石塔(石堂氏)

九州探題渋川氏

石塔頼茂 相義の子で泰氏の養子

義房 1300頃?-1355後 奥州総大将 直義派

頼房 1321-1413 直義派 1364北朝帰順

頼世 ?-1399後 義基の子とも

満行

�H満直 1390-1434 少弐氏との戦いで敗死

�I教直 1422-1479

�J万寿丸 1468-1487 少弐氏に攻められ敗死

�M尭顕 ?-1534? 大内氏と争って敗死?

重昌 1588-1638 三河深溝1.5万石 島原の乱で討死

深溝-中島-下野烏山-武蔵岩槻-信濃坂木-陸奥福島藩 3万石

国阿 1314-1405 時宗霊山派開祖

義基/義憲 ?-1354頃 奥州管領(直冬派) 斯波家兼に敗死

直房/忠房 直義派から北朝へ鞍替えし改名か

頼忠

�K尹繁 1470頃?-1534 大内氏に攻められ自害

�N義陸 ?-1538

�O義正 ?-1561後

�P義満 ?-1573 渋川氏嫡流断絶

上総高滝-備中庭瀬藩 2万石

一式丹羽氏

�A頼行 ?-1337 肥後犬塚原の戦いで討死

行義

氏宗

丹羽氏明 尾張丹羽庄を領す

氏時

氏盛

氏範

氏従

氏員

氏興 ?-1536

氏清 1485-1559

氏識 1497-1565

氏勝/氏定 1523-1597 織田信次後信長臣 1580追放

氏次 1550-1601 三河伊保1万石

氏信 1590-1646 美濃岩村2万石

幸手一色家

�C直氏 ?-1359後

氏兼

長兼

直明

直清

直頼

直朝 ?-1597

義直 ?-1643

幕府旗本として継続

直兼 ?-1438 永享の乱で自害

時家/持家 ?-1477 家臣の波多野全慶に殺される

式部一色家

�@持範

�A政照 ?-1481

�B政具 ?-1501後

�C晴具 1480頃?-1549

�D藤長 1520頃?-1596

�E範勝 1581-1633

�F範次/範視 1609-1650

�G範風/範供 ?-1657

�H範長 1657-1665 一色式部家無嗣断絶

一色氏

丹後一色家

�@一色公深 ?-1330 三河幡豆郡吉良荘一色郷に住す

�B範氏 1300?-1369 初代九州探題

�D範光 1325-1388

�E詮範 1340-1406

�F満範 1368-1409

�G義範/義貫 1400-1440 将軍義教に攻められ自害

�I義直 ?-1500頃?

�J義春 1466-1484

秀勝

金地院崇伝 1569-1633

�K義秀 1470頃?-1498 丹後国衆の叛乱で自害

�L義有 ?-1512?

�M義清 1480頃?-1519後 左京大夫

深芳野 1508?-? （土岐頼芸→斎藤道三側室）

斎藤義龍 1527-1561 一色左京大夫を名乗る

義遠 1430頃?-1478後

義有 ?-1512? 義秀継嗣

�N義幸 1490頃?-1558後 義有の実子又は養子

�O義道 1520頃?-1579 織田軍に攻められ自害

�P義定 1550頃?-1582 宮津城で細川氏により謀殺

義信

�Q義清（越前守） ?-1582 細川氏に攻められ一色家滅亡

美濃守護土岐家

土岐持益 1406-1474

土岐成頼 1442-1497 美濃守護代斎藤利永が擁立

頼継/政房 1457-1519

頼芸 1502-1582

斎藤義龍 1527-1561 道三の子 自らを頼芸の子と疑う

昌直 1540-1560

持信 1405頃?-1434

�H教親 1419-1451

義幸 教親の孫か曾孫が義有の養子となったとも

土屋昌続 1544-1575 長篠の戦いで討死

土屋/金丸氏

土屋範貞

範次

藤直

金丸藤次/光信 武田氏庶流金丸光重の養子

虎嗣

虎義 ?-1571

秋山昌詮 ?-1579 秋山虎繁養子

範房

詮光

満貞

満氏

満重

定光 ?-1582 天目山で武田勝頼に殉死

定信

氏冬

久松詮定/詮貞

久松氏(久松松平氏) 徳川家康異父弟の家系

土屋昌恒 1556-1582 天目山で武田勝頼に殉死

忠直 1582-1612 上総久留里2万石

上総久留里藩 1679改易後徳川旗本

澄相 1480頃?-?

正直 ?-1619

上野氏

室町幕府近臣

備中上野氏

上野義有/義弁

頼遠/頼勝

頼兼 ?-1351 観応の擾乱で但馬で討死

詮兼

満兼

持頼

尚長

信孝 ?-1563 1509鬼邑山城主･後帰京

清信 ?-1592後 義昭・信長・秀吉に仕える

秋山親久 ?-1582 天目山で武田勝頼に殉死

高直 信孝を継ぎ鬼邑山城主

隆徳/高徳 ?-1575 常山城へ移り常山合戦で討死

氏勝/直勝

頼久 ?-1521 備中松山城主・頼久寺を復興

頼氏 ?-1533 庄為資に松山城を攻められ討死

高直

小俣氏

豊後上野氏

小俣賢宝

小俣氏

直兼

兼氏

氏繁 大友氏の配下となる

繁兼

繁信

治君

鎮信

鎮基

加古氏

加古基氏

足利尊氏側室

足利竹若丸 ?-1333 尊氏庶長子 北条氏が殺害